[ 素材に街に暮らしに ]
なじむ
気づくことがないくらい些細なこと
それがなじむという考え方
身体になじみ、暮らしに合わせた住まいをつくること。人の心地よさは五感で感じるものから生み出されます。
庭から聞こえる鳥のさえずり、四季によって移り変わる緑の風景、香り。
そして触れる所、身体を預ける場所も重要な要素になります。
気づくことがないくらい些細なこと、それがなじむという考え方です。
素材
暮らすほどになじむ
自然素材
私たちの住まいづくりでは、極力体と環境に負荷のかからない自然素材を使います。
無垢の素材にふれると優しい心地よさを感じ、
差し込む陽の光で変わる表情を見ているだけで豊かな気持ちになります。
暮らすほどに体に馴染み、愛着のわく住まいづくりを。
無垢の床
無垢とは混じりけのないという意味。本物の一枚板の床で仕上げます。
大谷石
北関東産の耐火性の高い石。独特の風合いのある石肌は和の雰囲気になじみます。
イ草の畳
見た目だけでなく香りも愉しんで欲しい。伝統的な造り方を重んじます。
漆喰の壁
湿気をよく吸収し、日本独特の「高温多湿」の気候に最適な壁材です。
家具
暮らしにそっとなじむ
オーダーメイド家具
住まい手の暮らしにそっとなじむ、オーダーメイドの家具づくり。
素材の表情を感じる造作の書斎に、お気に入りのチェアを置けば、自分だけの理想の空間が生まれます。
キャットウォーク
床や家具と同素材でつくったキャットウォークはまるで飾り棚のように
オーダー食器棚
キッチンと色を合わせてつくった食器棚。オーダーだからこそ窓の位置や棚の位置も住まい手に合わせたものに。
高さ
感覚になじむ
高さの設計
天井高の設計は家づくりの大切なポイントです。
リビングのような団欒の空間は天井を高くすることでオープンな気持ちになり、
家族との会話も自然と弾むようになります。
一方キッチンや個別の部屋は天井を低く抑えて落ち着きや作業の集中力を生み出し、
手の届く高さのある収納建具は快適な暮らしと日々の心地よさを演出します。
平天井の天井高さは2m40cmが一般的ですが、WABIKAではあえて2m20cmに設定しています。
天井高さをあえて低く抑えることにより、吹抜けや勾配天井の空間がより高く感じるとともに、窓や建具といった素材とのバランスがととのいます。
標準の天井高はこだわりの2m20cm。
平天井を低く抑えることで、吹抜や勾配天井はより高く見えるようになり、空間にメリハリが生まれます。床に座る文化のある私たち日本人にとって、低く抑えた天井は落ち着きや安心感にもつながります。
天井高をを抑えることで、手の届く範囲に必要な収納を設置し、無理のない心地よい暮らしを実現します。大切なことは、人の暮らしに合わせた家づくりをすることでした。