外の間
建物と庭をつなぐ、
庭と建物がつながる、
その曖昧空間こそが「外の間」
窓から望む風景、これを考えるのも設計士の仕事です。そのためには、住まい手がどこで寛ぐかを考え、そこでどんな景色を魅せたいかをイメージする必要があります。後から付け足された庭では、感動的な景色を魅せる事はできません。
室内からの見え方を考え、まるで外へと繋がるかのような一体感。私達が建物と庭との曖昧な空間を「外の間」と呼ぶのはそういった設計思想から生まれています。
「外の間」の思想を取り入れた提案例
前庭
住まいの印象に大きく関わる前庭。外に開かれたスペースなので、住まい手はもちろん近隣の方もたのしめる、町とのつながりが大切なポイントです。
坪庭
家に入るときや室内からさり気なく見える小さな庭、坪庭。限られたスペースを活用し、暮らしに潤いをもたらしてくれる、是非取り入れたい庭です。
木塀
プライベートな空間を柔らかく閉じる木塀。木を採用することで建物の色合いとなじませることができ、さらに経年変化を愉しむことができます。
アプローチ
アプローチは少し長めにすることをおすすめしています。そうすることで、外出や帰宅時の気持ちの切り替えや、来客時の視線な誘導を可能にします。
門柱
住まいの顔である玄関に個性を出すアイテム、門柱。帰宅時の安心感や来客時の目印、程よい目隠しになるなど、門柱には様々な役割があります。
内庭
住まい手が日常でたのしむ、LDKに面した庭です。季節の移ろいや庭をていれする家族の存在を身近に感じられるプライベートスペースです。
ウッドデッキ
ウッドデッキは室内と室外を優しくつないでくれる存在。テーブルを出して食事やお気に入りの椅子での読書。ラグをひいてヨガなど、楽しみ方は住まい手次第。外でありながら部屋にいるような居心地の良い空間です。