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不思議な体験。

こんにちは、相澤です!

 

先日の研修旅行では、藤森照信先生の茶室を3つ見学させていただきました。

「空飛ぶ泥船」「高過庵」「低過庵」。

どれもこれまで私が思っていた“茶室”とはまったく違うつくりで、とても驚きました。

けれど、その中に入る過程で、自然と心が切り替わっていくような不思議な感覚がありました。

 

〇空飛ぶ泥船

木々の間に、ぽっかりと浮かぶように建てられた「空飛ぶ泥船」。

見上げると本当に宙に浮いているようで、どうやって中に入るのか最初は不思議に思いました。

中に入ると、5〜6人ほどが座れる小さな空間。

浮いているため、上がるときに少し揺れるのですが、その揺れにドキドキしながら登るのもなんとなく特別な時間。

空の中にいるような静けさと軽やかさに包まれて、少しだけ現実から離れたような気持ちになりました。

 

 

〇高過庵

続いて訪れた「高過庵」は、その名の通り高い場所に建てられた茶室です。

高さはおよそ6mほど。長い梯子を上っていくと、秘密基地にに入るようなワクワク感があります。

茶室の入り口は下から入るようになっており、その構造もとても独特でした。

日常と異なる入り方が高揚感を高め、茶室に入ると正面の窓から見える自然に、心が落ち着き。。。

茶室に入ったときには、自然と心が静まっていくように感じました。

 

〇低過庵

最後に訪れたのは「低過庵」。

今は低い場所にある茶室です。

しゃがんで中に入ると、外とは打って変わって少し暗い空間。

ところが、屋根が開く仕組みになっていて、開けると光が差し込み、一気に空間が広がります。

その明暗の変化がとても印象的で、光の入り方ひとつでこんなにも感じ方が変わるのかと驚きました。

そして屋根を開けると、「高過庵」が見えるのもまた面白く、

“高い茶室”と“低い茶室”がつながっているような感覚がありました。

 

 

3つの茶室を通して感じたのは、

自然や空間に入るまでの過程、そして入口の工夫によって、人の心は自然と切り替わっていくのだということでした。

高く登っていくときの緊張感や期待、

低く身をかがめて入るときの静けさ、

光が差し込んでくる瞬間の開放感。

どれも意識しなくても、身体の動きや景色の変化を通して、

自然と心が整っていく体験でした。

 

 

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