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ハシバミと椿

 

今回のお稽古では、ハシバミの葉と白い椿の花を活けていただき、炉開きということで畳に炉を切った設えとなり本格的な冬の訪れを感じる配置になりました。

 

 

初めて知ったのですが、「ハシバミ」を漢字で書くと「榛」と書くそうで、もともと弊社は旧榛名町に在ったこともあり、親近感と懐かしさを感じながらのお稽古でした。

 

 

ハシバミはヘーゼルナッツの実を付ける木とのことで、ネットで調べてみるとヘーゼルナッツの色に由来する黄色がかった薄茶色のことを「榛色」といい、着物やリネンなどの色味でも人気があるとの事。

 

 

どんな色かなとハシバミ色で更に調べてみると、なんとWABIKA高崎スタジオの外壁の色と同じでした。

 

 

なので、今後WABIKAスタジオは榛色と覚えていただけたらと思います(^.^)

 

 

お茶の稽古の中で、花入れに活けられた葉から、色々な事を考えさせられたり想像したりと本当に楽しい時間だなと改めて感じました。

 

 

 

 

また、今回床の間に掛けて頂いた軸は、「関 南北東西活路通」 (かん なんぼくとうざいかつろつうづ)。

 

 

書かれてい禅語は「関」という一文字で、左端には、「南北東西活路通とあります。

 

 

「関」(カン)とは、関所、関門、玄関、入口のこと。

 

 

人生を歩んでいく過程では、関門は、なかなか突破できずに苦労が多いですが、それをひとつひとつ努力して乗り越えていくわけですが、それは辛く大変なため、あきらめ楽をする方を選択してしまいがちです。

 

 

ですが、その関門を何とか乗り越えようと不屈の精神、気概、努力を重ねれば、その先にあるものは素晴らしい。

 

 

そういうものを「関」の一文字に感じるという意味が込められているようです。

 

 

今回炉開きということで、この縁起のよい掛け軸を先生にかけていただきました。

 

 

禅語も奥が深いな~と感じつつ、書道にも少し興味がわいたので、早速習字も期間限定で教えて頂くことに。

 

 

これもなかなか楽しいことに気付きました。

 

 

ハマりそうです(^^;

 

 

WRITERこの記事を書いた人

廣神 壮郎
代表取締役(設計打合せ担当)

廣神 壮郎

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