青山緑水 〜せいざんりょくすい〜
先日のお稽古での風景。
今回のお軸は「青山緑水」で、字の通りで青い山、緑の水。雄大な自然の情景をあらわします。
天地森羅万象との融和を意味しています。
この季節は、木々は青々として輝き、水も生命力をたたえ、一年でも特に生命の煌めきを感じることのできるこのときを、全身で味わいたいものです。
人間は、全ての生き物と同じように大自然の中に生かされているということを改め感じます。
奢り高ぶった気持ちが起きた時は、この言葉とともに大自然に触れることも大切のように思います。
(「心に響く禅語」より)
今回も深い理解にまでは至っていませんが、コロナ禍の中希望を感じるお軸に感謝です!
ちなみに花は「ウラシマソウ」で、主に海岸付近の林床や人里近い林に多く見られ、苞の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があるとされています。
初夏の気配を感じますね^_^
WRITERこの記事を書いた人
代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ