職人の育成
昨日、那須塩原市にある「職人道場 匠のとびら」という、最短であれば1ヶ月で職人を育成するという、面白い試みをしている職人育成道場を見学してきました。
那須塩原市の比較的山間ののどかな田んぼの中に、存在感ある黒の建物があり、こちらがその道場です。
古い民家を改築した建物で、20~30人程度の職人を一気に育成できる施設で、今日も若い職人たちがイキイキと学んでいる姿が印象的でした。
写真はクロスの下地パテの施工方法を習得すべく、きっちりとタイムを計りながらの練習風景。
女性の若い職人さんも数名いて、「早く一人前になって現場で頼りにしてもらえるる職人になりたい」とみんな楽しそうに答えてくれたのが印象的でした。
こちらの道場では通常1年とか3年とか、技術の習得にかかる時間を最短1ヶ月で修得させるため、緻密なスケジュールで、タイムを計りながらも施工品質を高めるため、座学も入れての理論を学んでからの施工実習との事。
「俺の背中を見て覚えろ!!」的な古い体質の職人の世界が大幅に動き出す予感がして、ワクワクします。
WRITERこの記事を書いた人

代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ