聞香(もんこう)
今日の稽古は「お香」を体験させて頂きました。
お香は、香炉と呼ばれる小ぶりな器の中に灰を山にして入れ、その中に真っ赤になった炭を入れ、その上に透明な雲母板とお香を置いてその香りを楽しみます。
香りは「嗅ぐ」ではなく「聞く」と表現しますが、なんともロマンチックだなと感じます。
また、今回は白檀(びやくだん)から数種類の香木を楽しませて頂きましたが、最後に体験させて頂いた「伽羅」(きゃら)はその奥行きというか深みと言うか、とても上品で複雑な香りに癒されました。
香りのある和の空間はなんとも心地よいものだと改めて感じたいお稽古でした。
WRITERこの記事を書いた人
代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ