江之浦測候所
GWのお休みを利用して杉本博司氏と
新素材研究所による建築とアートを
楽しんできました。
上の写真は相模湾に突き出した「夏至光遥拝
100mメートルギャラリー」で100mのガラスと
大谷石が特徴の写真を展示したギャラリー。
どこにいても心地よいラインが美しい空間。
こちらは隧道と平行に建てられた檜の懸造り
の上に光学ガラスが敷き詰められた舞台。
京都の清水寺等と同じ技法。
先ほどの100mギャラリーの下に配置された
こちらの隧道は冬至の日の出を取り込むよう
設計されていて、相模湾から対面して置かれた
巨石を照らします。
隧道からの相模湾。
絵になります。
ちなみに下から見ると迫力あります。
こちらは、室町時代に建てられた明月門を
入って正面に鎮座するのは藤原京に有った
石橋との事。
圧倒される存在感です。
そして最後は茶室の「雨聴天」。
躙り口にも光学ガラスの踏み石が
なんとも尖がってます。
久々に素晴らしい建築をじっくりと
体験できた一日でした。
WRITERこの記事を書いた人

代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ