市中の山居
弊社の建築コンセプトに「市中の山居」という言葉があります。
茶道用語ですが、「都会や街中に居ながらにして、あたかも山荘にいるかのような心もちを抱かせるような癒しの空間」を意味しますが、これがなかなか奥が深い言葉で、たくさんの茶道関連の建築書を読みまくっていますが、ライフワークとして取り組むような大きなテーマです。
今日も、こんなマニアックな茶道と建築の雑誌を読みながら、さらにお客様に喜んで頂ける癒しの空間を作るヒントがないかと探していると、何度も読み込んでいるはずなのに家造りのヒントがありました。
徐々にではありますが、WABIKAの作りたい世界観がまとまってきた感じです。
改めて、「市中の山居」を深掘りする為にも、お茶の稽古に真剣に取り組む必要があるなと感じた一日でした。
WRITERこの記事を書いた人

代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ