「関 南北東西活路通」
約100年ほどの歴史がある素晴らしい花入れをお稽古で飾って頂きました。
しかも実際に水を入れ、お花を生けて頂けるという贅沢。
本当にありがたいと感じます。
そして今日のお軸は「関、南北東西活路通」(かん なんぼくとうざいかつろつうず)
よく掛け軸にもなっている有名な禅語です。「関」とは関所のことで、この関所を超えた先には東西南北どこへでも行けるという意味だそうです。
禅の修行僧でなくても、もぐっとくるお言葉です。
仕事で厳しい状況に置かれた時も、そこさえなんとか踏ん張れば、あとは自分の思うようになったりすることがあります。そこでふんばれるか、ふんばれないか?がその後の仕事人生を大きく左右することにだってなったりします。
毎回ふんばれるに越したことはないですが、ふんばれない時もたくさんあります。
むしろふんばれない時の方が多いかもしれませんが、なんだか今の自分に問われているような優しくも厳しい禅のお言葉に感謝です。
WRITERこの記事を書いた人
代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ