職人さん
写真の大工さんが持っている材料は、WABIKAで最も使われているオーク材の床板です。
無垢板のため、一枚一枚表情や特性が違うので、同じ梱包の中でも使えるものと使えないものがあり、一旦バラバラにして選別し室内の空気になじませる作業をしてもらっています。
地味で大変な作業ですが、黙々と頑張ってくれている大工さんには感謝ですね。
私が見たらどの材料も良い状態に見えるのですが、大工さんが見るとだめらしいです。
今現状では問題ないけど将来的にねじれたり曲がったりする可能性が高いものを見抜いているようで、やっぱり職人は凄いなと感じます。
また、こちらのグレーの物体はWABIKAの外壁で最も多く採用されている塗り壁の下地となる「モルタル」をミキサーで練っている状態です。
ちなみに、「モルタル」とはセメントと砂を水で練ったもので、この機械で攪拌したものをコテで外壁に塗り付けていくのですが、これがまた簡単そうに左官屋さんがやっているのですが、とても難しい作業で、試しに塗らせて頂いたことが有りますが、均一な厚みで、凹凸を抑え塗りこむ作業はなかなか至難の業なんです。
でも、見てると簡単そうにやっているので、楽しそうだな~と思うのですが、………………(^^;
邪魔はしないようにしないとですね(^^;
WRITERこの記事を書いた人
代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ