利休忌のお稽古にて
先日、いつもお世話になっている表千家のお茶のお稽古で、3月の利休忌が執り行われました。
この日は、千利休の御命日を偲び、掛け軸には利休が辞世の句として残した一文が掲げられます。
その前には、菜の花とお茶がお供えされ、皆で心を込めて真のお辞儀を捧げました。静かな空間の中に、利休の精神が今も息づいているように感じられる、厳かで心が引き締まるひとときです。
また、今年も蝶々をあしらったお道具が用いられました。蝶々は、亡くなった方の魂を象徴するものとされ、利休忌にふさわしい趣があります。
その優美な意匠が、茶席にしっとりとした静寂と敬意を添えていました。
そして今回は、先生のご厚意で、私の大好きな大樋焼(おおひやき)のお茶碗を三椀、特別にご用意いただきました。
そのどれもが素晴らしいものでしたが、特に九代 大樋長左衛門の作品は、ただそこにあるだけで圧倒的な存在感を放ち、お抹茶の美しさを一層引き立てていました。
茶の湯を通じて、利休の教えや侘びの心に改めて触れることができた貴重な時間。これからも、こうした大切なひとときを深く味わいながら、お稽古を重ねていきたいと思います。
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WRITERこの記事を書いた人

代表取締役(設計打合せ担当)
廣神 壮郎
ヒロカミ タケオ