お免状
写真は茶道の表千家不審庵(ふしんあん)のお免状です。
平成25年に高崎市片岡町にある「うるしの泰山」さんの井上先生に弟子入りさせて頂き早いもので6年が経ちました。
茶道を始めた理由としては、たまたま弊社のお客様に茶道の先生をされている方が3名いて、何気ない会話の中で「建築屋さんだったら、絶対茶道を習った方がいいよ~」と3名の先生に同じことを言われたのがきっかけでした。
正直、私の中での茶道のイメージは、ただシャカシャカとお茶を泡立てて、お茶碗をくるくる回して飲むことだけでしたので、何で建築に関係するのか不思議に思っていましたが、もともと私が和の文化と建築が好きだったので、ちょっと敷居は高かったですが弟子入りさせて頂くことにしました。
入門させて頂き、思ったとこは「なるほど!」でした。
建築のヒントが膨大にあり、そして日本人の心の奥底にある美意識や、おもてなしの心が至る所にちりばめられた素晴らしい伝統文化だったとこに気づかされました。
仕事の忙しさを理由に、中々お稽古に集中できておらず、あまり偉そうなことは言えませんが、建築のデザインのことや、何故かきれいにみえる比率や配置など本当に多くの答えが頂けるのも「茶道は日本の伝統文化の総合芸術」とも言われる所以なのかもしれませんね。
私が一番弟子として入門させて頂き、現在では9名の社中になりました。
先日、社中の仲間に遅れをとりながらも、何とか着物を新調することができ、ますます仲間と楽しみながら茶道を通じて建築のデザインやおもてなしの心を学んでいけたらと思います。
ちなみにこの写真は、泰山の井上先生に着物の着方を教えて頂いた際に写真を撮って頂きました。
初めての着物に、緊張と恥ずかしさでぎこちない感じですが、本当に井上先生には感謝ですね。(^.^)