先日のお稽古で、床の間に掛けて頂いた掛軸。
「夏雲多奇峰(かうんきほうおおし)」
奇峰とは、めずらしい峰の形に見える夏の入道雲 を指し、雲を峰にたとえ、青空と変化して行く夏雲の織り成す、夏の雄大な空の光景を中国の詩人、陶淵明が歌ったものとの事。
夏らしさを感じる入道雲も、最近は豪雨の事が頭をよぎり、不安な気持ちも大きいですね。
廣神 壮郎